ホイールのヒビ割れ補修
2019年08月02日(金)更新
いつもお世話になっております。成田市のS様よりクラック(ヒビ割れ)のご相談を受けて施工させて頂きました 事前にHPでも記載させて頂いております注意事項をご説明させていただきご了承を得ての施工となります。
施工前
ホイールの裏側リム部に出来たクラックから
エアー漏れが発生しています。クラックも確認出来ます。
タイヤを外して確認すると
縦にクラックと欠けが出てきました
早い段階での発見ですと補修により効果がありますが時間が経つと(発見が遅いと)ヒビが進行して奥深くまで割れや欠けが出てしまい補修しても再度割れてしまう場合や奥深い所からヒビ割れが出る可能性があります!タイヤが着いてると大した事のないように見えるクラックも実際にタイヤを外して無負荷状態で確認しないと重症度が分かりません。思いもよらない所まで割れが進行している場合がありますので発見した時点で使用しないで補修するのが費用的にも安いと思いますが使用してしまうとヒビ割れが動いて金属疲労によりヒビ割れが進行してしまい補修しても50%の確率で直らないと言えますのでS様にもご説明して承諾を頂き施工させて頂きました
見えない裏側から確認すると、実際にはヒビ割れが進行して縦方向の2倍以上横方向にもヒビ割れが出ていましたので溶接補修を長めにしましたが直る確率は下がります。
最後にタイヤを組んでエアー漏れのチェックをした時点ではエアー漏れはありませんが後で時間が経過すると
漏れる可能性が無いとは言えません。漏れ無い事を祈りS様に納めお役に立て幸いでした